【栃木県「花そば」生産者・渡辺さんを訪問】

10月14日(水)、栃木県都賀町産の「早刈り花そば」を生産している渡辺茂さんを訪問いたしました。

まだ白い花が上部に咲いている状態で”早刈り”をする「花そば」。収穫時期が決まっていて、収穫量が決して多くないうえ、商品化できるのはその内のわずか6割5分程。非常に限定的な玄蕎麦です。

この日はちょうど収穫したばかりの玄蕎麦を拝見することができました(画像参照)。

毎年毎年、”美味しい蕎麦”のために研究を続ける渡辺さん。収穫から1.5時間以内に蕎麦の実を乾燥機にかけ、わずか15時間で乾燥させています。そのため、「花そば」はとても青みの強いお蕎麦になるんです。

スピード乾燥させると蕎麦の実の水分量が安定しづらいため、通常は48時間程かけます。これに対し、渡辺さんは長年の積み重ねた技術によって15時間のスピード乾燥でも水分量を安定させ、蕎麦の実を一切蒸らしません。

今年は、新しい蕎麦専用肥料にも挑戦しているそう。こうした生産者の熱い想いに、小松庵は支えられています。

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